Tateyama 01
館山
土地・更地
房総の特等席から
海景を独り占め

特徴
何も遮るものなく海と空に向かって開かれた、解放感あふれる贅沢な海辺の邸宅地が今ここに。
車で都心から約90分、館山の市街地にも15分でアクセスできる程よい距離感。その利便性の高さと自然のままの海への展望を両立するプライベート空間は、まさに人生を丁寧に楽しむ人のための舞台。週末の隠れ家としてはもちろんのこと、心地よい定住の地としても理想的で、時の歩みの余白を豊かに彩ってくれる場所です。
概要
- 所在地
- 千葉県館山市波左間
- 構造/階数
- ―
- 敷地面積
- 約707坪
- 延床面積
- ―
エリア情報
近隣店舗・施設
- ● R1
- Grand Maison W 館山美食倶楽部(中華料理)
- ● R2
- レストラン ヤマグチ(フランス料理)
- ● R3
- 鰻 和処 いづ喜(うなぎ)
- ● R4
- ふじみ寿司(寿司)
- ● R5
- clarté coffee(カフェ)
- ◆ A1
- 波左間海水浴場(海水浴場)
- ◆ A2
- 館山ダイビングスクール マースダイビング(ダイビング)
- ◆ A3
- パドルスポーツ・ルー(カヤック)
- ◆ A4
- 赤沼丸(釣船)
- ◆ A5
- 館山カントリークラブ(ゴルフ)
アクセス情報
アクセス情報
東京駅 〜 現地 約107km
- 車
- 約1時間40分(首都高〜東京湾アクアライン〜東関東自動車道〜国道・県道)
- 電車
- 約3時間30分(JR総武線快速〜JR内房線〜バス〜徒歩)
最寄り駅:館山駅
滞在イメージ
潮の香りが、窓の隙間からそっと忍び込んできた。深く息を吸い込むと、海の空気だけでなく、床の桧の心地よい香りも混ざり合って、胸の奥まで沁み渡る。Bebel GilbertoのSo Niceの音が漂っているリビングは、初夏の陽射しが差し込み、まだ新品のソファと無垢の床が温められていた。
ここは、館山の岬に建てたばかりの別荘。目の前は、岩礁の先に視界いっぱいに広がる太平洋。窓を全開にすると、さざ波の音が静かに耳に届く。遠くには三浦半島の影がうっすらと浮かび、時折カモメの声が風に乗って聞こえてくる。
「やっぱり、ここにして正解だったな……」
思わずつぶやいて、ふと笑みがこぼれた。ひとり言のようになってしまったが、自分に向けたものではなかった。そう、彼女に言った言葉だった。
彼女には、まだこの別荘のことは話していないし、この場所のことも知らない。だが、幾度となく、あこがれのように語っていた。
「海辺で潮風を感じながら、街の喧騒を忘れて、ふたりでゆっくりワインを楽しむような週末を過ごしたいんだ」
そう話すたび、彼女は「いいわね、それ。気長に待ってるわ」と微笑みながら言っていた。でも、きっと心のどこかで単なる「夢の話」として聞いていたに違いない。でも自分は本気だった。あこがれのまま、夢のままにはしておきたくなかった。

海から見た敷地周辺

敷地から海の向こうに三浦半島が見える
この邸宅は決して大きくはないが、そんな「過去」の言葉を「今」に変えるための場所だ。例えば、リビングのソファはリラックスして座ったり寝転んだりできる大きめのサイズで、そこからふたり並んでスクリーンに映し出された映画を見られる。キッチンは、左利きの彼女とふたりで料理しやすいように動線を考えて造ってもらった。バスタブはジャグジー完備で、浸かりながら窓から星空が眺められる。クィーンサイズのベッドには、彼女がさらっとした肌ざわりが好き、と言っていたリネンのシーツが掛けてある。すべて彼女と過ごす時間をイメージしながら選んだものばかりだ。今、風にそよぐレースのカーテンの向こうには、白いデッキチェア。そこに座ってサングラス越しに青い海を見つめる彼女の姿を、もう何度想像してきたことか。
冷蔵庫の中には、麻布館山で仕入れた地元産の新鮮なタイとカンパチ、それに国内外のワインが揃うあきやまで見つくろってもらった彼女の好きなシャルドネも。夕食後はウィスキー片手に海風にあたりながら、星の瞬く空の下で肩を寄せて焚き火を囲むつもりだ。翌朝は、ブロワ珈琲焙煎所で入手した豆を挽いて淹れたコーヒーの香りで目を覚ましたい。そして昼にはふたりでキッチンに立ち、笑いながらパスタを作る―そんな穏やかな時間が、ここには待っている。
ふと、海辺に降りてみたくなった。真新しいサンダルを履き、テラスの横の階段を下りて岩場へ向かう。潮が引いてできた小さな潮だまりには、カニがはさみを揺らしていた。彼女がいたら、きっと「かわいい!」と目を輝かせてしゃがみ込むだろう。立ち上がる時、何も言わずに手を差し出す。すると、彼女は当たり前のようにその手を取る。そんな風景まで、すでに心の中では何度も繰り返されている。
スマートフォンの画面をのぞくと、午後3時を少し過ぎている。そろそろ彼女が館山に着く時間だ。夕空を染めるマジックアワーまで、あと少し。光がいちばん柔らかく、海が金色に輝くひととき。ここに来たら、まずその瞬間を彼女に見てもらいたい。
さあ、駅まで迎えに行こう。
そう思うだけで、胸が少し高鳴る。静かに深呼吸をして、息を整える。ふたりで築いていくやすらぎの時が、すぐそこまでやってきている。

麻布館山の店構え

酒のあきやまのワイン

ブロワ珈琲焙煎所の店内
物件概要

真上から(オレンジ部分:敷地)

敷地を上空から

敷地周辺を海から

敷地周辺を海から

敷地周辺を海から

敷地から見た海
詳細情報
- 所在地
- 千葉県館山市波左間
- 価格
- ask
- 土地権利
- 所有権
- 現状
- 空家あり(更地にて引渡し)
- 取引態様
- 仲介
- 備考
- ―
- 敷地面積
- 約707坪
- 指定建蔽率
- 70%
- 指定容積率
- 200%
- 延床面積
- ―
- 構造/階数
- ―
- 新築年代
- 1985年